国環研GOSATプロジェクトオフィス
今般「いぶき」に搭載した雲・エアロソルセンサ（TANSO-CAI）が、ロシアで発生した森林火災からの煙を観測しましたので、お知らせ致します。
「いぶき」では、温室効果ガスセンサ（TANSO-FTS）と雲・エアロソルセンサ（TANSO-CAI）により3日間で全球を観測しています。
7月19日、7月22日、7月23日に撮影された雲・エアロソルセンサ（TANSO-CAI）の画像にロシアで発生した森林火災からの煙の様子が捉えられていることが確認されました。
図1 日本時間2014年7月19日に「いぶき」によって観測された、ロシアで発生した森林火災からの煙の様子（左）と撮影範囲（右）。
「いぶき」に搭載された雲・エアロソルセンサ （TANSO-CAI）の870nm, 678nm, 380nm波長チャンネル (注)に対して、それぞれ赤、緑、青色を割り当てた合成画像。概ね、雲・雪・海氷、陸の植生域、煙はそれぞれ白、赤、黄色で示されている。
（画像をクリックすると拡大します）
(注) 870nmは近赤外域、678nmは可視域、380nmは紫外域と呼ばれる波長域。「いぶき」の雲・エアロソルセンサは、近赤外域、可視域、紫外域のいずれも太陽光が地表面や雲で反射された光を観測している。
「いぶき」に搭載された雲・エアロソルセンサ （TANSO-CAI）の870nm, 678nm, 380nm波長チャンネル (注)に対して、それぞれ赤、緑、青色を割り当てた合成画像。概ね、雲・雪・海氷、陸の植生域、煙はそれぞれ白、赤、黄色で示されている。
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(注) 870nmは近赤外域、678nmは可視域、380nmは紫外域と呼ばれる波長域。「いぶき」の雲・エアロソルセンサは、近赤外域、可視域、紫外域のいずれも太陽光が地表面や雲で反射された光を観測している。
図2 日本時間2014年7月22日に「いぶき」によって観測された、ロシアで発生した森林火災からの煙の様子（左）と撮影範囲（右）。
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図3 日本時間2014年7月23日に「いぶき」によって観測された、ロシアで発生した森林火災からの煙の様子（左）と撮影範囲（右）。
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補足説明）
機器名：雲・エアロソルセンサ(Cloud Aerosol Imager, CAI)
使用したGOSATプロダクト：CAI L1Bデータ(V01.00)
観測日時：
図1
2014年7月19日世界標準時 6時26分（日本標準時 15時26分）（パス10、フレーム19）、
2014年7月19日世界標準時 6時27分（日本標準時 15時27分）（パス10、フレーム20）、
2014年7月19日世界標準時 6時29分（日本標準時 15時29分）（パス10、フレーム21）
図2
2014年7月22日世界標準時 6時26分（日本標準時 15時26分）（パス10、フレーム19）、
2014年7月22日世界標準時 6時27分（日本標準時 15時27分）（パス10、フレーム20）、
2014年7月22日世界標準時 6時29分（日本標準時 15時29分）（パス10、フレーム21）
図3
2014年7月23日世界標準時 5時20分（日本標準時 14時20分）（パス8、フレーム19）、
2014年7月23日世界標準時 5時22分（日本標準時 14時22分）（パス8、フレーム20）、
2014年7月23日世界標準時 5時24分（日本標準時 14時24分）（パス8、フレーム21）
画像の分解能：500m／画素
