2016年11月7日から11月18日まで、モロッコのマラケシュで国連気候変動枠組条約第22回締約国会議（COP22−The 22nd session of the Conference of the Parties ）、京都議定書第12回締約国会議（CMP12−The 12th session of the Conference of the Parties serving as the meeting of the Parties to the Kyoto Protocol ）、パリ協定第１回締約国会合（CMA1- The 1st session of the Conference of the Parties serving as the meeting of the Parties to the Paris Agreement ）が開催されました。国立環境研究所衛星観測センターはCOP22/CMP12/CMA1に参加し、国環研ブースにてGOSATの観測解析結果及びGOSAT-2の最新開発状況などを展示し、日本パビリオンではGOSAT L4Bプロダクトによる「衛星で全球二酸化炭素濃度を監視する」ダジックアースアニメーションを上映しました。来場者は全球二酸化炭素濃度の上昇の迫力ある映像に見入っていました。また、日本パビリオンのサイドイベント「温室効果ガスの国別インベントリに関するIPCCガイドラインへの衛星データの適用」において、松永恒雄衛星観測センター長が「温室効果ガス排出インベントリ検証への衛星観測データの活用」と題し講演しました。参加者からは今後の議論への参加・協力に高い関心が示されました。

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