2016.11.30
トピックス一般の方向けニュース

ハルコネン・フィンランド北極担当大使ご視察

2016年11月30日(水)に、戦略的実務者招へいで訪日中のアレクシ・ハルコネン・フィンランド共和国北極担当大使(H.E.Mr. Aleksi Harkonen, Ambassador, Arctic Affairs)が国立環境研究所を視察されました。北極の環境に特に影響を与えるブラックカーボンの研究について高い関心があるため、当研究所の取り組みを説明した他、衛星観測センター松永恒雄センター長がGOSATについても説明しました。その後、実際に地球温暖化研究棟の実験室を見学され、町田敏暢大気・海洋モニタリング推進室室長が温室効果ガスモニタリングや航空機による大気観測プロジェクト(CONTRAIL Project)について概要と成果を説明しました。また、GOSAT関連施設見学として、高分解能フーリエ分光計(FTS)も実際にご覧いただきました。
ハルコネン大使は、北極をめぐる諸課題についての当研究所の取り組みに高い期待を寄せました。

20161129   
図1 ハルコネン大使(右)にCONTRAILについて説明する町田敏暢大気・海洋モニタリング推進室室長(左)。

20161117VNU_02
図2 FTSについて、実際の装置を前に説明する松永恒雄衛星観測センター長(左)。


(2016年11月30日 広報グループ)