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2009年10月 ニュース一覧

2009年10月30日

【記者発表】温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)による
観測データ(輝度スペクトル及び観測画像)の一般提供開始について
(お知らせ)

環境省、(独)国立環境研究所及び(独)宇宙航空研究開発機構は、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT(ゴーサット)、平成21年1月23日打上げ)プロジェクトを推進していますが、今般「いぶき」が観測する輝度スペクトルデータ及び画像データの初期校正作業が完了したのに伴い、当該データの一般提供を開始します。

温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)による観測データ(輝度スペクトル及び観測画像)の一般提供開始について(お知らせ)PDF

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2009年10月8日

第2回GOSAT(「いぶき」)報告会のご案内

温室効果ガス観測技術衛星GOSAT(「いぶき」)は、本年1月23日に打ち上げが成功しました。その後、様々な性能試験を終え初期的なデータ解析も行われ、データの信頼性が確認されたことから、10月末よりデータ(初期校正済みスペクトルデータ)の一般ユーザへの提供開始が予定されており、さらに2010年2月からは、濃度データの一般提供が開始される見込みです。
今般、GOSATサイエンスチームでは、宇宙航空研究開発機構、国立環境研究所、環境省の協力を得て、第2回GOSAT(「いぶき」)報告会を開催いたします。
本報告会では、GOSAT(「いぶき」)の背景となる温室効果ガスの科学、打ち上げと諸性能試験に至る経緯と、取得されたデータの質やそれから導出されつつある成果、さらに、技術的問題点やその解決に至る道筋、データ解析の現状と展望について、やや専門的なご報告をさせていただきます。

皆様のご参加をお待ちいたしております。

日時:平成21年11月2日(月)13:00〜17:30

場所:秋葉原コンベンションホール5階(カンファレンスフロア)会議室5B
        http://www.akibahall.jp/data/access.html

主催:GOSATサイエンスチーム

お問い合わせ:GOSATサイエンスチーム事務局
        国立環境研究所地球環境研究センター内 Email:

お申込方法:
        参加申込人数が定員に達しましたので、申込み受付を終了とさせていただきます。

アジェンダ
総合司会:井上 元(総合地球環境学研究所)
1.13:00-13:05 開会挨拶   安岡善文(国立環境研究所)
2.13:05-13:10 来賓挨拶
司会:中澤高清(東北大学)
3.13:10-13:30 概要説明 
  GOSAT衛星からわかる温室効果ガスの発生と行方
            井上 元(総合地球環境学研究所)
司会:横田達也(国立環境研究所)
4.13:30-14:25 GOSAT 開発と達成した性能
  GOSATの概要        中島正勝(宇宙航空研究開発機構)
  GOSAT搭載センサの要求仕様と軌道上評価結果      久世暁彦(同上)
  GOSAT搭載センサの現状        須藤洋志(同上)
14:25-14:40 休憩
司会:中島正勝(宇宙航空研究開発機構)
5.14:40-15:50 GOSATデータ処理と解析
  レベル1、レベル2処理状況        横田達也(国立環境研究所)
  CAIデータの解析状況        菊地信行(同上)
  SWIRデータの解析状況        吉田幸生(同上)
  TIR データ解析状況        齋藤尚子(千葉大学)
司会:近藤 豊(東京大学)
6.15:50-16:35 校正と検証
  校正の現状        塩見 慶(宇宙航空研究開発機構)
  検証の実施状況        森野 勇(国立環境研究所)
司会:今須良一(東京大学)
7.16:35-17:05 GOSATデータの利用
  RA応募の現状と研究提案の内容紹介        渡辺 宏(国立環境研究所)
  炭素収支解析の準備状況        シャミル マクシュートフ(同上)
司会:井上 元(総合地球環境学研究所)
8.17:05-17:25 総合討論
9.17:25-17:30 閉会挨拶   道浦俊夫(宇宙航空研究開発機構)

(*4〜7の報告では、質問や討議の時間を設けます。)

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2009年10月7日

温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)による
オーストラリア東部の砂塵あらしの観測について

今般、「いぶき」に搭載された「雲・エアロソルセンサ」により、オーストラリア東部の砂塵あらしが観測されましたので、ご紹介します。

2009年9月23日頃より1週間ほど、オーストラリア東部において大規模な砂塵あらしが数回発生しました。この砂塵あらしはオーストラリア大陸中央部で発生したもので、各地に記録的な量の砂塵をもたらしました。シドニー等の大都市では砂塵による健康障害のため、病院に運ばれた市民もいたとのことです。また砂塵により視界が悪化したため、シドニー空港を目指していた民間航空機が行き先を変更する等、交通機関への影響もありました。温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」に搭載された「雲・エアロソルセンサ」(CAI)は、刈り幅約1000km、空間分解能500m(いずれもバンド1?3。)のカメラで、全球を3日間に1度撮影します。CAIは定常的に全球を観測しており、今回の砂塵あらし発生期間中、9/20(砂塵あらし発生前)、9/23と9/26(砂塵あらし発生中)、9/29(砂塵あらし消滅後)の計4回、オーストラリア東岸の観測が行われました。Fig. 2はこの4回の観測により取得されたCAI画像です。9/23と9/26の画像の中央付近に、北西から南東に広がる砂塵あらし(黄色)が写っています。特に9/23の画像より、シドニー周辺まで砂塵あらしが達していたことが分かります。なお9/29には砂塵あらしは消滅した模様です。

(文責:国立環境研究所)
Fig.1 オーストラリア東部の砂塵あらしを観測したCAI画像の概略位置。

Fig.1 オーストラリア東部の砂塵あらしを観測したCAI画像の概略位置。

Fig. 2. 左から9/20(砂塵あらし発生前)、9/23及び9/26(砂塵あらし発生中)、9/29(砂塵あらし消滅後)のCAI画像(青=紫外域(0.38 μm)、緑=近赤外域(0.87 μm)、赤=可視域(0.68 μm))。 Fig. 2. 左から9/20(砂塵あらし発生前)、9/23及び9/26(砂塵あらし発生中)、9/29(砂塵あらし消滅後)のCAI画像(青=紫外域(0.38 μm)、緑=近赤外域(0.87 μm)、赤=可視域(0.68 μm))。 Fig. 2. 左から9/20(砂塵あらし発生前)、9/23及び9/26(砂塵あらし発生中)、9/29(砂塵あらし消滅後)のCAI画像(青=紫外域(0.38 μm)、緑=近赤外域(0.87 μm)、赤=可視域(0.68 μm))。 Fig. 2. 左から9/20(砂塵あらし発生前)、9/23及び9/26(砂塵あらし発生中)、9/29(砂塵あらし消滅後)のCAI画像(青=紫外域(0.38 μm)、緑=近赤外域(0.87 μm)、赤=可視域(0.68 μm))。

Fig. 2. 左から9/20(砂塵あらし発生前)、9/23及び9/26(砂塵あらし発生中)、9/29(砂塵あらし消滅後)のCAI画像(青=紫外域(0.38 μm)、緑=近赤外域(0.87 μm)、赤=可視域(0.68 μm))。
(クリックして拡大)

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