このページは GOSATプロジェクト に関連する情報を提供するページです。
「いぶき」による観測データ解析結果について、ユーザの方への提供を平成22年2月19日より中断しておりましたが、システムトラブルが解消したため、本日より提供を再開いたします。 対象となるデータは、二酸化炭素濃度とメタン濃度(レベル 2プロダクト:FTS L2 CO2, CH4カラム量(SWIR))で、対象は全ユーザです。
一般への提供開始直後に、このようなトラブルが生じましたことをお詫びいたします。
「いぶき」による観測データ解析結果の一般ユーザの方への提供を平成22年2月18日より行っておりますが、システムトラブルのためプロダクトの一部の提供を2月19日21:00(JST)より一時的に中断します。対象となるデータは、二酸化炭素濃度とメタン濃度(レベル2プロダクト:FTS L2 CO2, CH4カラム量(SWIR))で、対象は全ユーザです。提供の再開時には本ページにてご連絡します。
なお、上記対象以外のレベル1プロダクト及び雲被覆情報(CAIレベル2プロダクト)は従来通り提供を継続します。
一般への提供開始直後に このようなトラブルが生じましたことをお詫びいたします。
宇宙航空研究開発機構、国立環境研究所、環境省で実施している温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)プロジェクトでは、平成21年1月23日の衛星の打ち上げ後、衛星で取得された観測データから変換された物理量の妥当性や解析結果の評価作業を行って参りました。
今般、解析された二酸化炭素とメタンの濃度データについて、一定の評価(検証作業)がなされましたので、これらのプロダクトの一般提供を開始致します。
このプロダクトの一部は、すでに研究公募で採択された特定の研究者によって、予備的な研究に利用されています。
今般公開するプロダクト(濃度データ)は、南北両半球の濃度分布の傾向についてはこれまでの知見と整合しています。ただし、地上などで得られた検証データと比較して2〜3%程度低い値となっていることが確認されています。
また、地域と時期によっては、大気中の塵(エアロソル)やダストなどが誤差要因として算出値に影響を及ぼしている可能性があります。データの利用・解釈に際しては、これらの点についてご注意ください。
上記課題の解決を含め、今後、データの解析方法の改訂を計画しています。これまでに観測されたデータも改訂された解析手法を用いて再処理を行い、新たなバージョンのプロダクトとして公開する予定です。
今後、「いぶき」によるデータプロダクトが、地球温暖化研究をはじめ様々な分野で活用されることを期待しております。
【公開データの概要と取得方法】
公開プロダクトの取得にはユーザ登録が必要です。「GOSAT DATA Archive Service」(http://data.gosat.nies.go.jp/)よりユーザ登録が可能です。
「GOSAT DATA Archive Service」の「ギャラリー」には、公開プロダクトの概要が把握できる濃度の月別平均値の全球マップや、「いぶき」の雲・エアロソルセンサデータから求められた月別の最小反射率画像が掲載されています。「ギャラリー」のページは、ユーザ登録をされていない方にもご覧いただけます。
(下のリンクをクリックすると、紹介ページが新しいウィンドウで開きます)
GOSAT データ簡易ビューア"GOSAT HDF Viewer"がバージョンアップ(Ver.0.1.2.0)されました。
(提供:株式会社システム計画研究所 / ISP)
注)
"GOSAT HDF Viewer"は、株式会社システム計画研究所 / ISP(http://www.isp.co.jp/) が開発した「いぶき」(GOSAT) のデータを表示するソフトウェアです。
更新内容についてはzipファイル内のRELEASE_NOTE.txtをご参照ください。
【免責事項】
当ツールの利用に起因し、またこれに関連して、直接、間接に関わらず利用ユーザに生じた損害、損失その他一切の不利益に対して、国立環境研究所は一切の責任を負いません。
環境省、(独)国立環境研究所及び(独)宇宙航空研究開発機構は、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSATゴーサット、平成21年1月23日打上げ)プロジェクトを推進していますが、今般「いぶき」による観測データの解析結果(二酸化炭素・メタン濃度等)について初期検証作業が完了したのに伴い、当該データの一般提供を開始します。
温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)による観測データの解析結果(二酸化炭素・メタン濃度等)の一般提供開始について(お知らせ)