研究公募
[4] 最終報告
2015年1月4日
国環研GOSATプロジェクトオフィス
今年の9月30日に締め切られた第9回研究公募(RA)には2件の応募があり、11月20日のRA選定・評価委員会で1件の研究課題が採択されました。GOSATオフィスでは、来年3月末を締め切りとして第10回研究公募を行っています。
RA選定・評価委員会により採択された研究課題のRA研究者の方々には、毎年開催されるRA PI (研究公募 研究代表者)会議で研究の進捗状況をご報告いただくとともに、当会議は研究者間の意見交換や討議、センサの運用状況やGOSATプロジェクトが提供するプロダクト等に関する情報収集の場として活用されています。今年は6月16日~18日に米国パサディアナのカリフォルニア工科大学で開催された「第11回宇宙からの温室効果ガス観測に関する国際ワークショップThe 11th International Workshop on Greenhouse Gas Measurements from Space(IWGGMS-11)」の期間に先立ち、6月15日に「第7回GOSAT RA PI会議」を同じくカリフォルニア工科大学で開催しました。それまでのRA PI会議は非公開で3日間、研究テーマ別の分科会も開催していましたが、今回は火曜日からのIWGGMSの前日の1日間に凝縮しての開催となり、公開のIWGGMSでRA関連のテーマを発表する研究者の方々には、RA PI会議に於いて2分間での内容紹介をお願いしました。当会議への参加者は、研究代表者(PI)と研究分担者(Co-I)が36名、GOSATプロジェクト関係者等を含めて総勢58名でした。午前中のプレナリーセッションでは、GOSATプロジェクトからの報告の後に、19件の2分間内容紹介が行われ、午後は11件の研究報告と総合討論が行われて過密スケジュールの1日が終了しました。
次回のRA PI会議は京都大学百周年時計台記念会館に於いて、2016年6月6日から1日半の日程で開催します。また、同会場では引き続き6月7日の午後より9日までIWGGMS-12が開催されます。
2014年7月29日
国環研GOSATプロジェクトオフィス
先月9日(月)から12日(木)の4日間、つくば国際会議場において第6回GOSAT RA PI (研究公募 研究代表者) 会議が開催されました。60名のPI (研究代表者)およびCo-I (研究分担者)、これに国環研・JAXA・NASAの関係者等を合わせ総勢126名が参加しました。初日冒頭の①プレナリーセッションの後、②校正セッション、③検証セッション、④アルゴリズムセッション、⑤モデルセッション、⑥応用セッション、⑦閉会セッションが行われました。
①では国環研・住明正理事長の歓迎の辞、下田陽久・東海大学教授(RA委員会委員長)の開会の辞に続き4件の講演(GOSATプロジェクトのこの1年の進捗と現状、TIR L2アルゴリズムの概要等)および前回までのアクションアイテムの対処結果の報告がありました。
②では2件(FTSのO2AバンドおよびTIRバンド)、③では12件(CO2とCH4導出の最新結果報告7件、雲関係3件、CH4とCO2の比の導出1件、放射伝達1件)、④では8件(地上設置の高分解能FTSを用いたもの4件、航空機観測1件、ライダ1件、IASIとの比較2件)、⑤では10件(L4プロダクトの報告1件、インバージョンモデル間の比較1件、同化3件、フラックス推定2件、フラックスの地域的な特徴3件)、⑥では20件(地域的な温室効果ガスの動向等5件、バイオマスバーニング、火山、大都市、発電所等の高濃度CO2排出源関係4件、PM2.5を含むエアロゾルの導出6件、水田からのCH4発生/TIRからの微量成分の導出/クロロフィル蛍光のシミュレータ/近紫外を用いた植生指数/CAIからの雲・エアロゾル特性の導出が各1件)、の発表がありました。
⑦では環境省地球環境局研究調査室およびJAXAの山本理事の挨拶の後、アクションアイテムの確認と全体の総括を以て閉会しました。
なお上記のほかポスターセッションにて9件の発表があり、また2日目の夜にはレセプションが、4日目の午後には国環研とJAXAの見学会が行われました。
平成25年3月13日
"9th International Workshop on Greenhouse Gas Measurements from Space"を下記の通り開催することになりました。当ワークショップは、どなたでも無料で参加できる公開のワークショップです。
- 記 -
開催期間:2013年5月29日(水)午後~5月31日(金)
開催場所:「横浜シンポジア」
横浜市中区山下町2 産業貿易センタービル 9F
(みなとみらい線・日本大通り駅下車徒歩5分)
詳細については、以下のサイトをご覧ください。
http://iwggms.azurewebsites.net/ (リンク先が変更になりました)
平成24年2月7日
GOSATプロジェクトを推進している三者(JAXA、国立環境研究所、環境省)は、来る2月29日、3月1日に"The GOSAT WORKSHOP 2012~TOWARDS GOSAT-2 MISSION"を開催することになりました。発表項目、登録方法、その他の詳細は、以下のサイトをご覧ください。
http://www.prime-pco.com/gosat2012/index.html
ご質問は、ワークショップ事務局()にお願いします。
2010年9月9日
"SPIE Remote Sensing 2010"にて、GOSATワークショップを開催致します。
第2回GOSAT_RA研究代表者会議(非公開)は、2010年1月28~29日に京都にて開催されました。
去る2009年11月5日に、(独)宇宙航空研究開発機構、(独)国立環境研究所、環境省は、「温室効果ガス観測衛星いぶき(GOSAT) データワークショップ」を開催し、2009年1月21日打上げ予定であるGOSATのデータ利用に関する情報提供を行いました。当日は国内外の研究機関・大学・企業から138名の参加があり、お蔭様で成功裏に終えることができました。
参加して下さった 皆様、関係者の方々、誠に有り難うございました。
つきましては、以下にワークショップ発表資料を公開致しますので、ご覧下さい。(ワークショッププログラム上から、発表資料をPDFで公開)
日時:平成20年11月5日(水)10時00分~16時45分
場所:虎ノ門パストラル 新館4階「プリムローズ」
(東京都港区虎ノ門4丁目1番1号)
プログラム(クリックすると、プレゼンテーション資料が開きます)
「地球温暖化とGOSATプロジェクト」(司会:下田 陽久(東海大)) |
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温暖化の科学と衛星観測 (総合地球環境学研究所・GOSATサイエンスチーム チーフサイエンティスト 井上 元) |
GOSATの目的とデータ利用 (国立環境研究所GOSATプロジェクトリーダー 横田 達也) |
GOSAT衛星と観測センサーの概要 (宇宙航空研究開発機構GOSATプロジェクトマネージャ 浜崎 敬) |
「GOSATの観測データの特徴」~GOSATのデータプロダクトはどのように作られるか~(司会: 渡辺 宏(国立環境研究所)) |
データ処理手法(1) 短波長赤外バンド (国立環境研究所GOSATプロジェクトリーダー 横田 達也) |
データ処理手法(2) 熱赤外バンド (東京大学気候システム研究センター 今須 良一) |
データ処理手法(3) 雲・エアロソルセンサ(国立環境研究所 菊地 信行) |
データの校正計画(宇宙航空研究開発機構地球観測研究センター 川上 修司) |
プロダクトの検証計画(国立環境研究所 森野 勇) |
炭素収支分布推定手法(国立環境研究所 シャミル・マクシュートフ) |
ミッション運用システム (宇宙航空研究開発機構地球観測研究センター 竹島 敏明) |
データ提供システムとユーザインタフェース(デモンストレーション) (国立環境研究所 渡辺 宏) |
「データの科学利用計画」(司会: 森山 隆(宇宙航空研究開発機構)) |
研究公募について (GOSAT研究公募事務局長 渡辺 宏) |
校正分野 (宇宙航空研究開発機構地球観測研究センター 塩見 慶) |
データ処理アルゴリズム分野 (東海大学 下田 陽久) |
炭素収支推定・大気輸送モデル分野(国立環境研究所 シャミル・マクシュートフ) |
検証分野 (国立環境研究所 内野 修) |
データ利用研究分野 (東北大学 中澤 高清) |
第1回研究公募総括 (GOSAT研究公募選定評価委員会委員長 下田 陽久) |
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