自身もGOSATと縁の深い国立環境研究所 住理事長によるGOSATプロジェクトへのメッセージ。これまでのGOSATの長い道のりを振り返り、衛星観測の今後への期待を語ります。
月別二酸化炭素平均濃度
「いぶき」は宇宙から、地球の全大気を観測し続けています。その6年間以上にわたる観測データを用いて、ついに月別の全大気の二酸化炭素平均濃度の速報値を公開することになりました。
GOSATが観測したデータは、GOSATデータ処理運用施設(GOSAT DHF)において定常的に処理され、処理結果はGOSATプロダクト提供サイトを通じて、一般ユーザーへも提供されます。
GOSATプロジェクトオフィスでは、GOSATの概要を紹介するパンフレットやリーフレットなどを発行しています。
こちらからデータポリシーもダウンロードできます。
GOSAT( 温室効果ガス観測技術衛星、Greenhouse gases Observing SATellite、愛称「いぶき」)は、主要な温室効果ガスである二酸化炭素とメタンの濃度を宇宙から観測することを主目的とした世界初の衛星です。2009年1月23 日に打ち上げが成功し、現在も順調に観測を続けています。
観測データを解析することによって、二酸化炭素とメタンの全球にわたっての分布や、これらの温室効果ガスが地球上のどの地域で排出され、吸収されているかといった収支について、地理的分布とその季節変動、年々変動を知ることができます。これらは、地球温暖化の原因物質の挙動に関する科学的な理解を深めるのに役立てられるとともに、将来の気候変化予測の高度化や炭素排出削減施策などの温暖化対策に係る基礎情報として活用されます。GOSAT プロジェクトは、環境省(MOE)、国立環境研究所(NIES)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同で推進しています。
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GOSATの概要が詳しく書かれた
パンフレット
日本語版
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JAPANESE
2016年7月発行 第7版
GOSATの概要をまとめた
リーフレット
日本語版
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JAPANESE
2019年6月発行 第10版
GOSATの概要を簡潔にまとめた
リーフレット
英語版
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2019年6月発行 第9版
GOSATの概要が詳しく書かれた
パンフレット
英語版
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ENGLISH
現在、日本語版・英語版合わせて4点とデータポリシーをご用意しています。
Now we release 4 publications and a data policy.
2016年7月発行 第7版
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