2016.11.9
トピックス一般の方向けニュース

地球観測に関する政府間会合(GEO)が開催されています。

第13回地球観測に関する政府間会合(GEO:Group on Earth Observations)がロシア、サンクトペテルブルグで11月7日から10日まで開催されています。国立環境研究所GOSATプロジェクトはJAXA,JAMSTECとともにサイドイベントで展示を行い、ポスター発表とショートレクチャーなどによって「いぶき」に関する情報を広く発信しています。

会期中のサンクトペテルブルグから写真が届きましたので速報としてお伝えいたします。

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図1 GEO13開幕日11月7日の会場周辺の様子。外気温は-6℃。

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図2 NIES,JAXA,JAMSTECによる「JAPAN GEO」展示ブース。


※GEOの活動は、2002年の持続可能な開発に関する世界首脳会議(WSSD)や2003年のG8エビアンサミットなどにおける全球的な地球観測の重要性の高まりを受けて始まりました。2003年の第1回地球観測サミットにおいて臨時の地球観測作業部会(ad hoc GEO)が設立され、10年実施計画策定に向けた検討が開始され、2005年の第3回地球観測サミットにおいて、GEOSS10年実施計画が策定されるとともに、「地球観測に関する政府間会合(GEO)」が設立されました。これらのハイレベルの会合では、環境問題が急速に複雑かつ重要視されている世界において、政策決定を置換する地球観測の増大する潜在能力を生かすためには国際協力が欠かせないことが認識されました。(文科省HPより引用)


(2016年11月9日 広報グループ)